第49代理事長 石野 雄大
第49代理事長 石野 雄大

挑戦

~焼津を主導する燈火となろう~

 

「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を辨(わきま)えざれば風あらたにならず。」

不変の真理を知らなければ基礎は確立せず、時代の変化を知らなければ新たな進展はない。新たな変化を重ねていく「流行」こそ、不変の真理である「不易」と一本の軸で繋がっていく。

「今日よりは志を同じくする世界の同志と手を携え、世界の中に於ける焼津の青年の進むべき道を、友情と修練から探求し、JCの旗のもとに、新しい時代のリーダーとなろう」と49年前に宣言し、焼津青年会議所は創立された。連綿と続くその歴史は、この変わらぬ一つの宣言の上に、それぞれの時代に先駆けて挑戦を重ね、運動を起こしてきた結果である。そして、今後も焼津青年会議所が永続的に引き継がれ、この地域に住まう誰もが明るい未来を思い描くことのできるまちの創造のためにも、先人たちが48年にわたり築き上げてきた歴史のもとに、新たな変革を取り入れて、新しい時代のリーダーになるべく挑戦していこうではないか。

 

JAYCEEとして

 

 現状維持は後退の第一歩である。自らの置かれた現状を変えず、同じことを繰り返すだけでは成長することはない。今日より明日。明日より明後日。日々成長していくためには自らを奮い立たせ、挑戦していくことが必要だ。もちろん挑戦には失敗がつきものだ。しかし、青年会議所は最後の学び舎と称されることがあるように、社業では許されない大失敗も、青年会議所活動では許されることもある。青年会議所には求めればその機会がある。挑戦の機会を活かし、自らの力に変えよう。

 

運動力の源泉を

 

 2011年に私が入会した当初、焼津青年会議所の会員数は100人を超え、静岡県内3番目の会員数を誇るLOMであった。一青年会議所では開催できないような大きな事業も、会員一人ひとりの力を結集し、大きな壁を乗り越え、成功に導くことができていた。あれから8年が過ぎた現在、会員数は50人を割り込む目前である。会員数は運動の力に直結する。我々JCが起こす運動を、一人でも多くの市民に伝えるためにも、焼津青年会議所に所属する素晴らしさを積極的に発信し、一人でも多くの同志とともに、新たな焼津青年会議所の歴史を創っていこう。

 また、会員減少の問題と合わせて発生しているのが、在籍している会員の経験年数の短さである。現在では大よそ半数が入会3年未満の会員となってしまった。入会した会員は、青年会議所の目的や運動、可能性など一通りの説明を受けて入会し、さらにはオリエンテーションも受講しているが、その理解は十分であろうか。青年会議所とは何か。48年もの歴史を築き上げた先人たちがどんな想いで運動を起こしてきたのか。焼津青年会議所が将来にわたり引き継がれ、発展していくためにも、共通の理解のもと運動を展開し、その効果を最大限にしていく必要がある。そこで、青年会議所運動とは何なのかを、会員全員が原点に立ち返り学び直すとともに、困難にも挑戦し、行動する気概を養う人材育成を行う。

 

若者によるまちづくり

 

 我々が住まう焼津市も少子高齢化が顕著になっているいま、子育て世代の人口流出防止は課題の一つである。そのためには、若者の地域への愛着を深め、彼らが家族を持った時には自分自身が生まれ育った地域で育てたいという意識を醸成していく必要がある。

 現在の高等教育世代は、従来のゆとり教育から脱し、社会の高度化・複雑化が進む中で、豊かな教養と、高い倫理観を育み、柔軟にそして能動的に物事を判断し行動できる人財となるよう教育を受けているものの、いまだ十分とは言えない。学習内容の受験対策への偏りは強く、グローバル化に対応した人材育成や、優れた才能を伸ばす教育を受ける機会が不足している。高等教育世代の若者は、家族や友人との人間関係をはじめ、自己の進路、将来の生き方などこの世代ならではの問題に直面する。悩み、苦しみ一つの答えを出していくことで自我を確立し、人間性をより豊かにしていく。こうした青年期の若者が、自我を確立していく過程において、若者らしい柔軟な発想を持って、生まれ育ったまちについて考え行動し、その活動が「まちづくり」につながることを体験することができれば、焼津への愛着はより一層確固たるものになるだろう。

 

子どもたちに原体験を

 

 私自身、生まれも育ちも焼津である。そして、故郷であるこの焼津に誇りと愛着を感じている。私が子供のころは、今よりももっと、地元焼津を感じることのできる生活環境にあった。私の祖父母が漁業関係の仕事をしていたこともあるが、魚は頂きものとして食卓に並び、夏になれば海へ釣りや海水浴に行き、子供ながらに、焼津は海のまちなのだと肌身を以て感じていた。そんな時に、焼津青年会議所のOBである父に連れられ参加した事業を今でも記憶している。浜通り沿いでのウォークラリー、そして焼津水産高校の実習船「わかどり」に乗船体験。短時間の乗船体験であったが、25年たった今でも、その船上から見える風景を覚えている。

 郷土愛は、地域と友情、そしてその中での体験が生み出すものと考える。その体験は、ただの簡単な遊びであっては何の意味も持たない。子どもたちの知力や体力の限界に近い壁を越えさせるような強烈な体験が、何十年間もの記憶を残し、郷土愛をより深いものにしていく。そして、郷土への愛着は、将来の焼津を担う原動力になると確信する。子どもたちが焼津を愛する気持ちの源泉、その記憶の一つにすることができる原体験を創りあげよう。

 

 

君は君自身の炎で自分自身を焼き尽くそうと欲しなければならない

君がまず灰になっていなければ、どうして君は新しくなることができよう

 

自らに挑戦しよう

同志とともに挑戦しよう

困難に挑戦しよう

 

その先には明るい未来が必ずある

 


(公社)日本青年会議所
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