第48代理事長 所信・基本方針

2018年度 一般社団法人焼津青年会議所

第48代理事長 櫻井 亮

 

 

 

 

共  鳴

 

 

 

どんな時代の変化も、きっかけはたった一人の想いと行動から生まれる。しかし、自分には大したことは出来ないと思い、行動を起こさなければ、他を巻き込むことも、助け合うことも、来るはずであった時代の変化も起こらない。まずはたった一人の想いの強さと行動力。それらが共感されてこそまちが動く。まちが共に動くこと。これこそが共鳴である。

 

 

 

JAYCEEとして

 

 我々青年会議所会員(JAYCEE)は常に見られている存在である。それは、47年間意識変革を通じてのまちづくりを行ってきたからこそ向けられる期待の目。想いの強さと行動力を持ち、挑戦し続けてきたからこそ向けられる期待の目である。しかし、そんな期待も徐々に希薄になってきていると感じざるを得ない。市民のまちに対する関心が弱くなってきていることも理由の一つとしてあるであろう。だからこそ、我々JAYCEEのあるべき姿を見つめ直し、今まで以上に強く邁進して行かなくてはならない。他人事を自分事に考え行動する人間こそがJAYCEEである。

 

 

 

心を動かす

 

想いの強さと行動力。これはJAYCEEとして必要不可欠なものである。しかし、我々の想いと行動力がまちに共感されていなければ、まったく意味をなさない。我々の想いを伝えるでも、伝わるでもない。一人ひとりの心を動かさなければ、まちに変化や結果をもたらすことは出来ない。つまり、共感なくして共鳴はない。「これは俺のためにある事業だ」「私のためにある事業だ」と思ってもらえなければ意味がないのである。我々の青年会議所(JC)は意識変革を通じてのまちづくり団体である。しかし、意識を変革する施策を展開する前に、まちから共感をされること、そして、共に行動へと移してもらうこと。これらが無ければ我々の存在価値は無いに等しいのである。一人ひとりの心を動かす。まちの変革への第一歩はそこから始まる。

 

 

 

子どものために選ぶまち焼津

 

 心を動かす矛先。それを子どものために選ぶまち焼津の創造と定める。なぜなら、まちは人により構成されているからだ。そして、まちは子どもにより未来を紡がれていくからだ。そのために、最も重要なことの一つが防災・減災対策である。我々青年と言われる責任世代が生まれた時から、明日東海地震が来てもおかしくないと言われてきた。そして、いつまでも来ない東海地震に対して、もう来ないのではないかと言う心持にも変化をしてきていた。そんな心持の中、東日本大震災や熊本地震による甚大なる被害に衝撃を受け、市外への移住を決断した市民も少なくはない。しかし、これは単なる地震による心の衝撃が、移住を決断させたのではなく、焼津としてどんな防災・減災対策を行えるのかという認識不足が招いた結果であるとも言える。JCとして、昨今の有事の際の防災・減災方法にも学びはあった。そして、有事の際にJCだからこそできる力もあった。このままでいいのだろうか。いや、我々JCだからこそ、防災・減災対策のあるべき姿に着手し、まちに心の安心を取り戻す必要がある。誰かがやるのではない。我々JCがやるのである。

 

 

 

未来の仲間のために

 

 JCとは、まちを牽引するリーダー候補の集まりである。JCでの修練を積み重ね、自らの想いを共感、共鳴され、まちに確かな変化と結果をもたらしてこそ、リーダーとしての経験が研鑽されていく。そして、我々の想いは次の世代にも引き継いでいかなくてはならない。子どものために選ぶまち焼津の創造を考えた時、そして未来の焼津を担うリーダー候補である彼らの姿を考えた時に必要なこと。それは、今しかできない圧倒的な経験を積ませることである。圧倒的な経験こそが、その後の人生をガラリと変える。その経験とはインプットだけでなくアウトプットしてこそ将来の礎になる。想像してみてほしい。彼らが今の焼津を多角的に捉え、学び、そしてなぜ子どものために選ばれるまちが焼津なのかという熱い想いを自ら発信していたらどう思うだろうか。そんな熱い想いを持った子どもがいるまちを、子どものために選ばない人はいない。そんな圧倒的な経験を積んだ彼らになら、未来の焼津を任せたい。そして、未来のJAYCEEとして仲間になっていただきたい。いつの時代も変革は青年が起こしてきたものであり、次の時代の変革は彼らに任されているのだから。

 

 

 

同志へ

 

 JCには脈々と残されてきた言葉が多数ある。その中でも「はい、喜んで」の精神というものは非常に大切な柱である。しかし、この言葉だけを切り取って解釈しているからこそ、誤解を招いているのも事実である。我々JCは「青年が積極的な変革を創造し開拓するために、能動的に活動できる機会を提供する」ことを使命としている。この青年にはもちろん我々も含まれている。積極的な変革を創造し開拓するための第一歩は、非常に重たい一歩である。しかし、誰かが踏み出さなければならない一歩である。だからこそ、城山三郎さんの言葉を送りたい。「背伸びして視野をひろげていると、背が伸びてしまうこともあり得る。人生の面白さである」。JCとは背伸びをする場所である。そして、その背伸びが知らず知らずのうちに自らの成長へと繋がっているのである。だからこそ、「はい、喜んで」の精神が必要なのだ。「はい、喜んで」の精神が、自らを成長させる第一歩なのだ。

 

 

 

JAYCEEとして、

 

時代を変える第一歩を踏み込もう。

 

その一歩は普通の一歩ではない。

 

大成功か大失敗に繋がる一歩だ。

 

JCは挑戦し続ける場所なのだから。

 

挑戦した一歩でなければ共鳴は起きない。

起こす。共鳴を。          

 


 

 

 

 

 


 

 2018年度一般社団法人焼津青年会議所は、第101回通常総会から始まります。0から1が改めて生み出される年です。だからこそ、今見つめ直さなければならないことがあります。それこそが、人の心を動かすことです。心が動かされなければ共鳴は起きません。共鳴されなければまちに変革は訪れません。すべてはJAYCEEとして共鳴を起こすため、ここに基軸を記します。

 

 

 

●組織について

 

本年度は総務室・会員研修室・会員拡大室・社会開発室・青少年育成室の5室と事務局を設置します。各室は1委員会とし5委員会並びに事務局とします。また、各委員会に無任所理事を配置し、委員会運営のバックアップをするとともに、会議体である一般社団法人焼津青年会議所の理事会にて、より共鳴力が高まる展開になるよう組織運営の充実を図ります。

 

 

 

●例会について

 

例会とは、月に1度全メンバーが集う貴重な機会であり且つ、学びの場でもあります。組織の方向性を確認するため、セレモニーを重要視し、JAYCEE並びに青年としての資質向上や交流を図る場として開催します。また、例会は各委員会並びに事務局の分担で実施するとともに、互いにサポートも行い、より多くのメンバーが運営・設営に携わることで、研鑽をつむ有意義な機会となるよう努めます。

 

 

 

●各種会議について

 

一般社団法人焼津青年会議所内にて行われる主な会議は、総会、理事会、正副理事長室長理事会議、委員会並びに事務局会議があります。これらは会議体である青年会議所において、非常に重要な会議であり、有意義な議論を尽くす場です。まちに変革をもたらすJAYCEEとしての志のもと、より共鳴力の高まる会議の場となるよう、責任と義務をもって臨みます。

 

 

 

●事務局について

 

庶務規定に基づく活動を中心に、広報活動・渉外の窓口となり、対外との的確且つ迅速な対応に努めるとともに、メンバーが積極的に対外事業へ参加するようにサポートします。また、共鳴へ繋がる窓口として、各室と連携し、ホームページやSNS等の運営・管理を図ります。そして、対内面においても、記事風広報誌等を通じ、想いの共有・共鳴化に努めます。なお、事務局の移転を考慮し、調査も行います。

 

 

 

●各室について

 

【総務室】

 

青年会議所は会議体であり、会議の土台を担うものが総務室です。会議とは事前に各々が考えを持ち臨み、会議に於いて発信された想いをより共鳴力あるものへと昇華する場です。そのため、総務室ではより効果的な会議運営ができる様、運営及び改善を行います。

 

 

 

【会員研修室】

 

まちの変革への第一歩は一人ひとりの心を動かすことから始まります。そのため、会員研修室では人の心を動かす要素を学び、共鳴されるための力を養う機会とします。また、第45回JC青年の船「とうかい号」の窓口業務を担当し、一般団員が効果的な研修に望める様サポートを行います。そして、本年も3分間スピーチの運営を行います。

 

 

 

【会員拡大室】

 

我々の想いに共感する同志を発掘し、共に運動を起こす同志へと共鳴させ、会員数の純増を目指します。また、成果のある拡大活動を明確化するためにも、テストを繰り返し、マーケティングシステムの構築に努めます。そして、全メンバーを対象としたJAYCEE育成セミナー兼新会員オリエンテーションを実施し、JAYCEEとして必要な土台を確実に学べる機会を図ります。

 

 

 

【社会開発室】

 

焼津の未来を現実的に捉え、有事の際のあるべき受援力強化に努めます。そのためにも、市政や他団体との連係基盤を構築し且つ、まちの心に安心を取り戻す発信に注力します。

 

 

 

【青少年育成室】

 

未来の焼津を担う子どもが、未来の焼津を担えるために、圧倒的な経験の場を設け成長する場を提供します。焼津の子ども自らが、なぜ子どものために選ばれるまちが焼津なのかを発信するため、普段では経験できない学びの場と公的なアウトプットをする機会を設け、これまでにない焼津のリーダー候補を育成します。また、本年度もわんぱく相撲を担当します。

 

 

 

●出向について

 

青年会議所とは人と人により構成されています。そして、人は人によってしか磨かれません。出向は人との新たな出会いの機会を提供してくれる場です。新たな人や価値観と出会い、共に同じ方向性に向かって汗をかいてこそ友情が育まれます。出向メンバーが人により磨かれ、今後の一般社団法人焼津青年会議所を牽引して行く人財育成の場として推奨します。